<<社説>「土人」「シナ」発言 植民地意識が露呈した>

琉球新報2016年10月21日 06:01 市民に侮蔑的な言葉を投げ付ける機動隊員がいる。それを軽視、擁護する政治家がいる。根深い差別意識と植民地意識、そのことに無頓着な政治土壌が露呈した。 大阪府警の機動隊員が、北部訓練場のヘリパッド建設に抗議する市民…

< <社説>警察「土人」発言 「構造的差別」責任は政府に>

<琉球新報 2016年10月20日 06:02> 米軍北部訓練場内のヘリパッド建設で基地のフェンス越しに建設反対を訴える市民に対し、大阪府警の機動隊員が「土人」の暴言を発した。県警は事実を認め、「発言は遺憾」と表明した。 「土人」発言は、反対運動の市民だけで…

<白紙領収書/「問題ない」という非常識>神戸新聞社説2016/10/16

金額を勝手に書き込んでいいなら領収書の意味はない。永田町ではそんな社会常識も通用しないのか。 国会議員が同僚の政治資金パーティー代金を支払った際、白紙の領収書をもらい、後から金額などを書き込んでいた問題が浮上した。国会で共産党が指摘し、菅義…

<新潟知事選 統一候補・米山氏が勝利>しんぶん赤旗2016年10月17日

自公破る 市民と野党の共闘実る「原発再稼働ノー」流れ大きく 「やったー。勝ったぞー」。 16日投開票の新潟県知事選で、市民と共産、自由(旧生活)、社民、新社会、緑の5党が擁立した米山隆一氏(49)が、自民・公明党推薦の森民夫氏(67)=前長岡…

<新知事に米山氏 柏崎再稼働に「反対」 投票率53% 野党系は本県初>

<新潟日報16/10/17> 任期満了に伴う第20回県知事選は16日投開票され、無所属新人で医師の米山隆一氏(49)=共産、自由(旧生活)、社民推薦=が、無所属新人で前長岡市長の森民夫氏(67)=自民、公明推薦=に約6万3千票差で勝ち、初当選した。米…

<新潟知事に野党系米山氏 与党敗北、政権打撃>東京新聞16/10/17

任期満了に伴う新潟県知事選は16日投開票され、無所属新人で共産、自由、社民3党推薦の医師米山隆一氏(49)が自民、公明両党推薦の前長岡市長森民夫氏(67)ら無所属3新人を破り初当選した。米山氏は主要な争点だった東京電力柏崎刈羽原発の再稼働…

『「<断層>の時代/1950年代前半の歴史像への試み」成田龍一(思想05/12)』

この論文は,戦後とはどういう時期か,何時からをそう呼ぶのが適切かという<課題>にも応えるものなのだが(これについては、『八月十五日の神話/終戦記念日のメディア』佐藤卓巳<ふくろうの夢70>)、その時期に発行された文芸誌にそった展開がなされている。…

<盾突けば粛清 安倍官邸の“報復人事”に霞が関も完全降伏>

<日刊ゲンダイ>2016年9月30日 議会が安倍マンセーの場と化したスタンディングオベーションも異様だったが、この国の北朝鮮化は恐ろしい勢いで進んでいる。霞が関でも、安倍首相に少しでも盾突けば粛清という恐怖支配が横行しているのだ。 今月、宮内庁の風岡…

<原発に反対する数少ない新潟知事に、「出馬」を断念させた魔の手>

<まぐまぐニュース!>16/9/16 『国家権力&メディア一刀両断』 より一部抜粋 著者/新 恭(あらた きょう)記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに…

<原発電力の購入拒否でも 全原発の廃炉費用は国民負担>

<東京新聞>2016年9月21日 07時03分 経済産業省は、東京電力福島第一原発の廃炉や事故処理にかかる費用のほか、他大手電力が保有する原発も含む廃炉費用を、原則としてすべての電力利用者に負担させる方向で調整に入った。電気料金に含まれる「託送料金」に費…

<辺野古裁判 最高裁は公平な審理を>

東京新聞【社説】2016年9月28日 高裁では沖縄県が負けた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡る裁判は、今度は最高裁へと移る。「辺野古しかない」と決め付けず、県側の主張を十分吟味した公平な審理をすべきだ。 天秤(てんびん)があるとする。片…

<損傷鉄構一度も点検せず 第一原発5・6号機>

<福島民報>( 2016/09/28 (水) 09:30 東京電力福島第一原発構内で5・6号機の送電線を支える引留鉄構(ひきとめてっこう)の一部が損傷していた問題で、原子力規制庁は27日、東電が5号機の運転を開始した昭和53年8月以降、一度も点検しておらず、保安…

<<社説>安倍首相所信表明 基地負担軽減はまやかしだ>

<琉球新報>2016年9月27日 06:02 負担を掛けている側が負担軽減を真剣に考えるならば、地元の意見を十分聞き、その実現に力を尽くすことが本来の在り方である。 地元が負担だと拒んでいることを「負担軽減」策として問答無用で押し付けることは、一般社会では…

<【NHKニュースウォッチ9】(2016年9月16日)>

<uttiiのTVウォッチ>Vol.0023より引用 【はじめに】こんにちは。9月16日金曜日、各局夜の看板ニュース番組は、辺野古「移設」に関わる福岡高裁那覇支部の判決について報じましたが、比較の視点を全面展開すると、素材が膨大になりすぎ、なかなか読みに…

<演劇人らがサイレントスタンディング 安保法成立1年>朝日新聞(16/9/19)

安全保障関連法が昨年9月19日に成立して1年。文学座の演出家の西川信廣さんや鵜山仁さんらで作る「安保法制と安倍政権の暴走を許さない演劇人・舞台表現者の会」は19日、東京のJR恵比寿駅や吉祥寺駅前で、現政権の暴走を止めるため、サイレントスタ…

<安保法成立1年 矛盾と疑問は残ったままだ>琉球新報/社説(16/9/19 )

集団的自衛権の行使や地球規模での他国軍支援を可能にする安全保障関連法が成立して1年となった。戦後日本の安全保障政策を大きく転換させる法律は運用段階に入った。 だがこの法律は集団的自衛権を行使する要件や、憲法9条が禁じる海外での武力行使につな…

<沖縄ヘリパッド 工事強行に理はあるか>東京新聞/社説(16/9/14)

沖縄県東村周辺で始まった米軍ヘリパッド建設をめぐる国の対応は看過できない。工事用重機の運搬に自衛隊機を使ったり、機動隊が抗議する人を強制排除したり、強引な進め方に理はあるのか。 沖縄の小さな集落でいま、何が起きているのか。 防衛省は沖縄県東…

<<米軍ヘリパッド>警察庁、沖縄県公安委の決定前に派遣準備指示>沖縄タイムス16/9/17

反対市民の問題視に県警困惑 ヘリパッド工事警備で、県公安委の要請前日に警察庁が準備指示 反対市民は「県公安委の頭越しに進められている」と問題視 一方県警関係者は「事前に調整するのは自然な流れ」と困惑 東村高江周辺のヘリパッド建設に伴う警備で、…

<三沢基地拠点、空自と英空軍が初訓練へ>東奥日報16/9/17

航空自衛隊は9月16日、10月中旬から11月上旬にかけ、英空軍との日英共同訓練「ガーディアン・ノース16」を三沢基地を拠点に、同基地と同基地周辺空域 で実施すると発表した。空自が、米国以外の国との共同訓練を国内で実施するのは初めて。空自三沢基地から…

『日本海軍はなぜ誤ったか』澤地久枝,半藤一利,戸高一成 (岩波現代文庫11/12)

サブタイトル<海軍反省会400時間の証言より> 先の大戦の開戦から敗戦まで、日本の海軍はどう対処したのか。当時の中堅将校達の回想と討論が<海軍反省会>として続けられた。 そのレポートが「NHKスペシャル」3部作=<第一回 開戦 海軍あつて国家なし><第二回…

<憲法学者へのアンケート結果を隠して官邸に媚び売るNHK>日刊ゲンダイ15年7月30日付

NHKに隠蔽疑惑です。憲法学者に対して行った安保法案のアンケートで安倍政権に不利な数字が出たのですが、その結果をわずか2分、しかもパーセンテージも出さずに放送したというのです。メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』が告発しています。 ・・・・・・・・・…

<自民党の放送弾圧を批判したBPO有識者の勇気>まぐまぐニュース!

NHK「クローズアップ現代」のやらせ問題に関する意見書の中で、自民党の放送弾圧を猛批判したBPO。『国家権力&メディア一刀両断』では、テレビ局に圧力をかける自民党内の調査会メンバーの正体を明かすとともに、「自民党はBPOに報復を仕掛けてくる」と警告…

「集団的自衛権はなぜ違憲なのか」木村草太 (晶文社15/8)を読む

この本は昨2015年7月に、自民・公明などの与党勢力によって強行採決された<安保法制>の複数法案に対して、その直前の国会質疑にも参加した、参考人の一人であった憲法学者によって書かれた。 アメリカの子分である安倍政権の、野放図な海外派兵戦略は、現行<…

<沖縄の新聞は偏向しているのか?>安田浩一(ジャーナリスト)WEBRONZA >

<平和と人権を奪われた側に立つ記者たち> この春、「琉球新報」記者の新垣毅(あらかき・つよし)(45)は文化部編集委員から東京支社報道部に異動した。異動に先立ち、部屋探しのために上 京したのは3月上旬のことである。支社への通勤に便利なマンションを見…

<国費使い沖縄県民弾圧 高江>しんぶん赤旗16/9/2

サブタイトル<機動隊員、高級リゾート泊 民間警備会社と8億円契約> 沖縄県東村高江 の米軍ヘリパッド(着陸帯)建設に反対する住民を弾圧するために6都府県の警察から派遣されている機動隊の宿泊費用や手当などの派遣費用が国費(警察庁予 算)から支払わ…

「軍事立国への野望 」小森陽一ほか(かもがわ出版15/8)を読む

サブタイトル<安倍政権の思想的系譜と支持母体の思惑> 先の大戦の戦後処理がアメリカ一辺倒で済まされたため、 戦後70年を過ぎても、なお交戦国との平和条約も補償問題も、解決していないということが遺されてさえある。 その事態をかなぐり捨てて、新たなア…

<むのたけじさん死去2016年8月21日>

むのたけじ(本名:武野 武治、1915年1月2日 - 2016年8月21日)は、日本のジャーナリスト。埼玉県さいたま市在住。 経歴 秋田県仙北郡六郷町(現美郷町)の小作農民の家に生まれる。県立横手中学校(現・秋田県立横手高等学校)から東京外国語学校(現・東京…

<ご当地電力はじめました!>高橋 真樹(岩波ジュニア新書15/1)

地域の電力は自分たちでつくる!「おひさまの町」飯田市、上田市の屋根借りソーラー、岐阜県いとしろの小水力、福島県会津地方で発電事業を進める会津電 力、東京多摩市で活動する多摩電力、北海道から広がる市民風車、各地でさまざまな工夫をこらして、市民…

<全国ご当地エネルギーリポート>ノンフィクションライター(エネ経会議特派員)その3

第85回:注目の新電力会社を紹介②(ループ、みやまスマートエネルギー) 電力自由化がはじまってすでに2ヶ月。現在までのところ従来の大手電力会社から切り替えた家庭は全体の2%程度と割合は少 ないのですが、切り替えを具体的に考え始めた方も多いのでは…

<全国ご当地エネルギーリポート>ノンフィクションライター(エネ経会議特派員)その2

第87回:注目の新電力会社紹介③(パルシステム電力) 電力自由化がはじまってまもなく4ヶ月。全国ご当地エネルギーリポートがオススメする自然エネルギーの普及を目指す新電力 会社もだいぶ増えてきました。注目の新電力会社特集企画の第3弾となる今回は、…