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<マルクス主義と戦後日本史学>戸邉秀明(岩波講座日本歴史 第22巻16/2)を読む

戦後の歴史学論争には50年代ごろ、一般読者として触れた。その頃読んだ『明治維新史研究講座/全6巻』が大 きな刺激となり、その<明治維新>を現代から歴史的にどう評価するのかに関心を持った。更にそれは戦後社会の革命は如何にあるべきかへと発展 したが、その際も立ち戻るのは<明治維新>だったように思う。
 この戸邉論文は、マルクス主義的近現代歴史観の消長を描き、その核心の現在に対する影響を論ずる。過不足無い視点での語りには納得するものあり。(16/4)