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『スターリン秘史 1』不破哲三 (新日本出版14/11) を読む

20世紀の怪物スターリンの事跡を執拗に追跡して、その罪障を暴く。ソ連が世界の社会主義運動の<祖 国>だとして、大きな影響を与えていたことは間違いない。しかしその内実はかくの如きものだったとは。膨大な社会主義者たちへの粛清謀殺記録は(当 時の日本のメンバーも含まれ、野坂の裏切りも)読むのも息苦しいほどだ。
 歴史の真実とはかくも苦いものだったとは・・・。しかし改めて20世紀の歴史を正しく叙述していく意義は、今日21世紀の混迷を打開する一歩となることだろう。(16/4)
▼出版社より 
1933 年から戦後に至る激動の時期をスターリンの身近で過ごし、その指揮下で国際活動を担ったコミンテルン書記長・ディミトロフ。その『ディミトロフ日記』をタ テ糸に、他の文献資料をヨコ糸にして、スターリン時代がもっていた意味を根本から明らかにする画期的研究。これまで秘密のベールに包まれていた謎を、事実 経過の持つ力で腑に落ちるように解き明かします。
 スターリン覇権主義に初めて本格的な焦点を当てた大著です。