<南スーダン陸自の弔慰金増額へ PKO部隊、9千万円に>16/12/3東京新聞

 防衛省南スーダン国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊の部隊に対し、任務中に隊員が死亡した場合などに支払う「賞恤金」(弔慰金)の限度額を、現行の6千万円から9千万円に増額する方針を固めた。安全保障関連法で可能になった新任務「駆け付け警護」を遂行した隊員には日額8千円の手当を支給する方向で調整している。政府関係者が3日明らかにした。賞恤金は過去のイラク派遣と同額になる。

 政府は駆け付け警護に関し「自衛隊員のリスクを低減させる」との見解を示しているものの、金銭面での充実を図る必要があると判断した。

(共同)